【特徴】
本品「白兼(しらとも)」は、厳選した良質の小麦と塩、雲仙の名水を使用し、機械化が進む製麺業界の中で数少ない昔ながらの製法を代々守る麺師の手によって作られました。

南島原にある髙橋謙作製麺所
３つの海に囲まれ、雄大な自然がそのまま残る島原半島は湧き水が多い土地で、「水の都」と親しまれている。

白兼の製麺の様子

髙橋謙作製麺は、1858年から6代にわたり南島原で素麺を作り続けています。
機械製造が主流となってきている中、先代の味を守るため代々手延べの技術を受け継いでいます。
機械なら40分で終わる麺を延ばす工程を職人が3時間かけて行う製麺所は、決して多くありません。
味を守るために、手延ばし製法にこだわっているのです。

白兼に使用する水は、麓から湧き出る雲仙の名水。
気温が低く乾燥した冬に作り素材の味を引き出しました。
真冬の寒い中、山へいき水を汲むことを繰り返します。
このような手間暇をかけられた素麺は「寒仕込み」と呼び、小麦や塩などの素材そのものが持つ味を最大限に感じることができます。

更に、今回のの取り組みとして、「白兼」には素麺の味をしっかりと感じていただけることはもちろん、家族みんなの食事をより健康的に、という想いを込めて「梅の花乳酸菌」という新しい素材を取り入れることにしました。

腸活米にも使用している梅の花乳酸菌は活性が強く、日本人の体質に合う植物性乳酸菌です。

そうめんのコシを生み出す発酵の工程を乳酸菌が邪魔することないよう、調理した後でも体内でしっかりと活動するよう研究を重ね、特別な製法で創り上げました。

手延べ素麺の手法「大引き」の様子

実は今回の白兼は、南島原出身の弊社スタッフSatohと幼馴染である高橋謙作製麺の八代目との共同企画により
生まれました。
地元の者にとって誇りでもある「素麺」。
それを真っすぐな想いで守り続けている友の「美味しい素麺を食べていただきたい」という想い。
この素晴らしい素麺をこれからも多くの方に知ってもらえるようになにかできないか。
そんな想いからこの素麺づくりは始まりました。

島原の須川手延べ素麺は、昔から縁起ものとして愛されてきました。
良質な水、気候、小麦が最高級の須川手延べそうめんを生み、それはいつしか、「長生めん」「長めん」と呼ばれるように。
「誕生日に食べると長生きする」「旅先で事故に遭わない」「無事にお産ができる」などと言われ縁起ものとして人々に身近に愛されてきたのです。

これまで家族みんなで代々守られてきた伝統と乳酸菌という新たな素材との出会い。
幼い頃から生まれ育った場所で再会した、私たちの繋がり。
そして、お客様と白兼との新しい出会い。
お客様が白兼を通して繋ぐ幸せと健康の笑顔。

白兼は、繋がりをもって生まれ、繋がりを作り願うために在ります。
皆様と、皆様が、よりよい縁(えにし)を兼ねるように。
素麺の白に、「兼(とも)」の字を組み合わせました。

品質・食感ともに、お客様のご期待に応えるものと確信しております。ぜひ、ご賞味ください。