【腸活】腸を温める「うどんレシピ」

皆さんこんにちは!

2022年2月がスタートしました。

突然ですが、明日は何の日か分かりますか? そう、立春です! 暦の上では春の始まり、1年の始まりとされる日です。ようやく寒い季節が終わりだんだんと暖かくなってくるかなと思っているのですが、週間天気予報を見ていると嫌な予感が……。なんと東北では大雪の恐れがあり、九州でも雪が降るところもあるとのことです⛄

まだまだ春は遠いようですが、楽しみは待てば待つほど喜びとなります!防寒対策をしっかり行って、一緒に春の訪れを待ちましょう🌸


寒さは内側から改善しよう!

連日、過去最高を記録している新型コロナウイルスや、前回紹介した感染性胃腸炎など、2月~3月にあたる季節の変わり目は体調を崩しやすく、風邪を引きやすい傾向にあります。なぜ体調を崩しやすくなってしまうのかと言うと、実は免疫力の低下によって起こってしまうのです。そして、この免疫力の低下にはさまざまな原因があるのですが、特に注意してもらいたいのが「腸の冷え」なのです。

なぜ腸が冷えると免疫力が低下するの?

皆さんは「体の冷え」の正体が何なのかご存じでしょうか? 冬場は特に足先や手先などが冷えやすく、夜なかなか寝付けないという人もいらっしゃるかと思います。この厄介な冷えの正体、実は気温や服装、食習慣などによって起こってしまう血行不良なのです。

血行が悪くなり温かい血液が毛細血管に十分に流れなくなってしまい、冷えを感じてしまいます。手足は心臓から遠い場所にあるため、血行の悪化による影響を特に受け、冷えやすくなってしまう場所なのです。

腸の場合も、腸そのものが冷えて動きが悪くなってしまうことに加え、血管や内臓の働きをコントロールする自律神経の調子も悪くなり、動きをさらに悪化させてしまいます。腸内環境と免疫機能には密接な関係があるため、腸が冷えて働きが悪くなると、免疫力の低下を招いてしまうのです。

そこで今回は腸を整えながら体を内側から温める、この季節にぴったりの「うどんレシピ」を紹介します!


腸を温める「うどんレシピ」

■わかめうどん

うどんの代表的なトッピングのひとつとして、子どもから大人まで誰もが食べやすい食材で、「水溶性食物繊維」と言われるネバネバとした形状をもつ食物繊維が含まれています。この水溶性食物繊維は、胃腸内をゆっくり移動することで、胆汁酸やコレステロールを吸着し腸の調子を整え、便を出しやすくしてくれます。

また、わかめ以外の海藻類も同様の効果があり、毎日のごはんに加えることもオススメです!

■ごぼう天うどん

福岡の定番トッピングと言われているごぼう天ですが、あまり県外の方には知られていない印象を受けます。福岡出身のスタッフに聞いてみたところ「福岡では、ごぼ天が一番やけん!」と教えてくれました🙌

そんな大人気のごぼうには食物繊維がたっぷり! わかめには1種類しか含まれていませんでしたが、ごぼうには水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」の両方が入っているので、一度に摂取することができるのです! 不溶性食物繊維には、胃や腸で水分を吸収してかさを増し、腸を刺激して便通を促進する効果があります。水溶性食物繊維の便をやわらかくする効果と合わさることで、しっかり腸を整えることができるのです。

■山かけ月見うどん

すりおろした山芋がトッピングされた山かけうどん。なめらかなとろろが麺に絡まって、とってもおいしいですよね! 私も大好きなうどんのひとつです🥢

山芋には腸内細菌を元気にする注目の成分「レジスタントスターチ」が含まれています。この成分は山芋だけでなく、米類や豆類、イモ類などデンプンを含む多くの食材に含まれているそうなのですが、加熱すると量が大幅に減ってしまうという特徴があるそうです。そのため、生でも食べることができる山芋や長芋、自然薯などがオススメ。そして、レジスタントスターチもごぼう同様「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」2種類の食物繊維と同じ働きを持っています。

さらに、山かけうどんに「生卵」を追加して山かけ月見うどんにするのがオススメ! 新鮮な卵は良質なたんぱく質を含んでいるので、積極的に取り入れるようにしてくださいね。

さいごに

いかがでしたか? 好きな具材はありましたか? 今回はうどんのメニューとして紹介しましたが、出てきた食材は日頃の食事にも加えていただきたい食材ばかりです。おいしく腸を整えて、冷えを改善していきましょう!

フェイスブック インスタグラム ツイッター