口臭症って知っていますか?【オーラルケア】

こんにちは!
スタッフのでぐちです。

2月もはやいもので下旬に入りますね!
1年で最も寒い月だと昔から言われている2月。比較的暖かいイメージがついている、九州、長崎ですが、先日平野部でもほんのり雪化粧をしていました!雪国ではないため、ちょっとの雪でもはしゃいでしまうのが長崎の県民性。SNSはたくさんの雪の写真で埋め尽くされていました!

一方で徐々に日も長くなってきたように感じます。時折日差しも温かく春の訪れも、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね!さて、新しい季節には新しい出会いが待っているもの。そこで今回は、人間関係にも影響を与える【口臭】についてお話します!

口臭に悩む病気がある!?

例えば、においが強い食事をして口臭が気にあることがあるように、日常的に口臭が気になるシーンは人それぞれあるかと思います。この「気になる」という状態が深刻化すると、「口臭に悩む」という段階に移っていきます。「口臭で悩む」というのは、例えば「自分の口臭が他人に迷惑をかけていないか不安になってしまう」「他人の仕草が、自分の口臭によるものではないかと気になってしまう」「自分の口臭が気になって、人前で話したり、近距離で人と話すことを躊躇してしまう」というような状態が慢性的に起きている状態です。このような悩みを医学的には「口臭症」と呼んでいます。

口臭症とは
「生理的・身体的・精神的な原因により口臭に対して不安を感じる症状」と定義されていて、第三者が臭気を感じるかどうかに関係なく、本人が気にして悩んでいる状態のことを言います。

口臭症は大きく3つある!

口臭症はその原因と感じる口臭の違いによって大きく以下の3つに分けられます。
1生理的口臭症
2身体的口臭症
3心理的口臭症

特に身体的/心理的口臭症は病的口臭症とも呼ばれ、体の中の問題や心の問題が大きく関係しています。

1生理的口臭症
普通に生活をしている中で生理現象が原因となって起こる口臭のことで、その臭いに不安を感じるものです。例にあげると、起床時口臭や緊張時口臭、空腹時口臭などが挙げられます。どれも健康な状態でも起きうる口臭や、一過性の口臭であることが多いため、自分にはとても気になるニオイであっても、第三者には気付かれないものもあるので、深く悩む必要はありません。適切な対応で口臭を抑えましょう。

2身体的口臭症
簡単に言うと疾患を原因とした口臭で、歯周炎や口腔粘膜の炎症など口腔内の疾患や、副鼻腔炎などの耳鼻咽喉科や内科に関わるものなど、あらゆる「病気」から始まる口臭のことを指します。

3心理的口臭病
ケースとしては非常に稀で、口臭の訴え自体が精神的疾患によるもので、自臭症とも言われています。例えば統合失調症などの精神病や脳腫瘍などによる精神的な幻覚によるものなどです。その他にも強いストレスを感じている人や、ナーバスになりやすい人にも多く見られます。

口臭症になる人の特徴

既にお伝えした通り口臭は健康な状態でも起きうるものですが、口臭症にまで発展するにはある特徴があると言われています。それは協調性のある、真面目な性格を持ち「人に迷惑をかけないように」という心がけをしている人だと言われています。

口臭症になるメカニズムとしては、
「口臭を自覚」⇒「口臭が相手にどう伝わっているかが分からない」⇒「デリケートな問題なので相手に聞けない」⇒「相手の仕草を見て、ますます不安になる」⇒「口臭症に至る」という流れになります。

最後に

今回は口臭によって起こってしまうお悩み「口臭症」についてお話しました。次回はより詳しい口臭のメカニズムや、タイプ別の対処法についてお伝えしていきます!

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