口臭対策には舌を意識!?【オーラルケア】

こんにちは!
スタッフのでぐちです!

“まん防”解除されました~!!
まだ、期間が延長されている地域もありますが、私たちがいる長崎、福岡は延長の末先週からようやく解除。帰りがけに飲食店さんが営業している様子を見て、より実感がわいてきました。感染状況が落ち着てきたとは言え、まだ一人一人の協力が必要です。感染には気を付けながら、新しい日常を送れるようにしたいですね。
親しい友人と一緒に居酒屋に行って、九州の美味しいお魚と生ビールを味わえる日が早く来ますように!
話が逸れそうなので、このくらいにしておきまして、本日は「口臭と舌」に関してお伝えしていきます!

口臭の原因って…?

口臭に関してこれまで何回かこちらのスタッフブログで投稿してきました。改めてお伝えすると、口臭原因の約8割「口腔内にある」と言われています。もちろん、ニンニクなどのにおいが強いものを食べたことによる一時的な口臭などもありますが、常態化している口臭に関しては、お口の中に口臭の要因となるものがある、ということです。

口臭の原因は舌…?

口の中の粘膜は、皮膚と同じようにターンオーバー(肌の細胞が一定の周期で生まれ変わること)します。その周期は人それぞれですが、およそ数日~2週間と言われています。ターンオーバーによって古い細胞は剥がれ新しい粘膜へと生まれ変わっていくのですが、剥がれた粘膜が舌の上に残ってしまい、そこから腐敗が進んでしまうのです!こうして体積したものが舌苔(ぜったい)と呼ばれています。舌の上が白くなっていることがありませんか?それが舌苔の正体です。これは、飲食の前後や寝起きなど1日のうちに色が変わることもあります。

そしてこの舌苔が口臭の原因となってしまうのですが、舌苔自体は口臭の有無にかかわらず存在しています。問題は、「舌苔が口臭原因となる細菌の温床になりうる」ということ。舌の上には腐敗した細胞だけでなく細かい食べカス(タンパク質)なども残るため、口腔内の細菌が活発になりやすい場所になります。その結果、細菌がタンパク質やアミノ酸を分解、その過程で口臭の原因と言われる「揮発性硫黄化合物」を作り出してしまうのです。

口臭対策①

舌(舌苔)を理由とした口臭を予防するために出来ることの一つとして、「よく噛む」ことが挙げられます。とある研究によると、流動食だけで過ごした場合、舌苔がより分厚くなったという結果が確認されたそうです。固形物を食べることで口腔内の汚れを落すことができ、顎を動かすことで唾液が多く分泌され、浄化作用と乾燥の防止に繋がり、結果として口臭を抑えることに繋がります。口臭のお悩みを抱えている方は、自分の食事を見直してみてください。早食い気味だなと感じた方は、ゆっくり食べることから始めてみましょう!

口臭対策②

もう一つは、普段の歯みがきに加えて行う「舌みがき」です。歯を磨く時と同じ硬いブラシではなく、毛先の柔らかい舌専用のブラシを使うことをオススメします。歯磨き毎に舌もブラッシングする必要は無く、1日1回を目安に行ってください。またブラッシング時、舌苔がなかなか取れないからと言って力強く磨くと、味覚をつかさどる味蕾(みらい)という細胞を傷つけてしまう恐れがあります!舌はとても繊細です。優しくブラッシングするようにしてくださいね。

最後に…

いかがだったでしょうか?舌苔自体が口臭の原因となってしまう訳ではありませんが、舌苔に食べカスなどが付着し口臭の原因菌が増殖することで、口臭が発生してしまいます。さらに、舌苔は必ずしも白色という訳ではなく、食べたものやその日の健康状態によって色が変化するので、気付かぬうちに溜まってしまうことも!
毎日歯を磨く際に舌の汚れも一緒にチェックすることを、習慣化していきましょう。

フェイスブック インスタグラム ツイッター