【産学連携】「実践型課題解決を通した起業家精神育成プログラム」を開催

こんにちは!
出島トンボロ スタッフの出口です。

弊社は2018年より、地元・長崎県佐世保市にある佐世保工業高等専門学校の学生と交流を行っています。
その中で、「長崎つなぐっど。」という有志団体のビジネスコンテストの出場や商品開発のサポートを通して、地元の魅力の再発見やビジネス経験の機会を提供してきました。

21年度には、初の商品化とクラウドファンディングでの発売を成功させ、22年度には地元・佐世保にて実際にお客様とお話しをする対面販売も行いました。さまざまな経験を積む学生を近くで見ていると、自分で考えて行動する力が成長していくのを実感することができます。

そんな中、23年度6月に佐世保工業高等専門学校と長崎県南島原市が、包括連携協定を結ぶことが決定いたしました。
包括連携協定の目的としては、「相互の資源を活用した連携を推進することで、学術研究機能の向上、地域課題の解決による地域社会の持続的発展並びに、社会情勢に応じた新たな働き方の創出及び定着に寄与すること」にあります。

私たちは、これまでサポートを行ってきた「長崎つなぐっど。」の理念にも「長崎の素材や技術を使った商品やサービスを生み出し、長崎を応援すること」とあり、この包括連携協定と通ずる部分があると感じております。
また、南島原市が抱える課題に実際に触れることで、その本質や解決するために必要なことを自分たちで考えて行動するという経験は、ものづくりに携わっていく学生にとって非常に有意義になるのではと考えました。

コロナ禍を経て、これまで通用していた当たり前が崩れつつある昨今 。
自分自身で最適解を探し出し、行動し続けていかなければならない「VUCA 時代」の情勢を鑑みた時に、自ら仮説立てから検証をおこなって行動していく力は、非常に重要になってきます。また、この意思決定力は、アントレプレナーシップ(起業家精神)と非常に近しいものだと考えています。

さて、話が長くなりましたがこれらを踏まえて今回、南島原市にて現地でのフィールドワークを含めた「課題解決型の起業家精神育成プログラム」を開催することを決定いたしました。

以下、プログラムの概要をご紹介いたします。

【プログラムの流れ】
1.フィールドワーク前に課題を学生に周知し、に向けて解像度を高めてもらう
2.現地にてステークホルダーにヒアリングを行ったり、実際に農業の体験をしたりすることで、
  学生に地域の課題を肌で感じてもらう
3.現地でのフィールドワークを元に、課題の原因究明と解決のための施策を考え、南島原市や
  ステークホルダーにプレゼンを実施
4.実現可能であれば企画・施策として進行させる

参加にあたって、自分自身で目標を立てたり、EQを測定し自身の変化に気付いてもらったりなど、ただ企画を考えるだけでなく、そのプロセスにおいても成長機会を作っていきたいと考えております。

今後の活動に関しては随時発信していきますので、楽しみにお待ちください!

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