【トンボロ活動記vol.13 長崎の特産品でとっておきの夏ごはん!】

出島トンボロは地域商社として、“長崎のオンリーワンづくり”を掲げている―――。
長崎の魅力を余すところなくお伝えするために始まった「トンボロ活動記」。
前回の記事では、日本橋にある長崎のアンテナショップ**「日本橋長崎館」**の魅力と、そこでゲットしたとっておきの長崎グルメたちをご紹介しました。(前回の記事はこちら:https://dejima-tombolo.com/archives/2025/blog0630/)
今回は、その購入品をつかって夏にぴったりな2品を作ってみました!
つるつるな喉ごし「南島原の素麺」
みなさん、素麺と一口に言っても、地域によって色々な特徴があるのをご存知ですか?
長崎県は、古くから素麺作りが盛んな地域です。特に南島原市は、手延べ素麺の一大産地として知られています。その歴史は古く、伝統的な製法で丁寧に作られた素麺は、コシの強さとのどごしの良さが格別なんですよ。

南島原手延そうめん協同組合連合会のサイト(https://minamishimabara-somen.jp/)を見ると、素麺が作られる工程や歴史が詳しく紹介されていて、より一層美味しく感じられます!
長崎の旨味が凝縮!「飛魚だし」の魅力
そしてもう一つご紹介するのが「あごだし」!「あご」とは、飛び魚のことで、長崎では昔から、この飛び魚を使った出汁が親しまれてきました。
あごだしは、上品ながらも深いコクと豊かな香りが特徴で、素材の味を最大限に引き出してくれます。お味噌汁やお吸い物はもちろん、煮物など幅広い料理に使える万能だしなんです。

日本橋長崎館をはじめとするアンテナショップや長崎の海産物を扱うお店では、新鮮なあごを使った加工品もたくさんあります。こういっただしの素を使えば、ご家庭でも手軽に本格的なあごだしを楽しめるのでとてもおすすめです!
長崎の味を堪能! ~ 海苔素麺&だし巻き卵 ~
今回は、手延べ素麺をシンプルに味わう「冷やし素麺」と、飛魚だしをたっぷり使った「だし巻き卵」を作ってみました。もちろん、素麺のつけ汁は飛魚だしです♪

長崎の素麺は、本当にのどごしが最高!コシがあって、つるんとした食感がたまりません。今回は少し変わり種の「海苔素麺」を使用したのですが、ふわっと磯の香りがひろがり、香ばしさもあってとても美味しかったです!海苔好きの息子も気に入ったのかお代わりがとまりませんでした(笑)
だし巻き卵は飛魚だしの香りが口いっぱいに広がり、上品な味わいに感動!卵の優しい甘さとあごだしの旨味が絶妙にマッチして、まさに「至福の味」でした。普段のだし巻き卵が、ワンランクアップしたような贅沢な気分になります。
長崎の味を食卓に…
今回は、日本橋長崎館で購入した長崎の特産品を使って、夏の食卓にぴったりの「素麺」と「だし巻き卵」を作ってみました。
改めて、長崎の食材の持つ力、そしてそれを生み出す方々のこだわりを感じることができました。シンプルながらも奥深い味わいは、日々の食卓を豊かにしてくれますね。
今回ご紹介した以外にも魅力的な長崎の美味しいものがたくさんあります。ぜひ皆さんも、お近くのアンテナショップやオンラインサイトでお気に入りの長崎の味を見つけてみてください。そして、ご家庭でその味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
長崎の豊かな食文化が、皆さんの食卓を彩るきっかけになれば嬉しいです!