【トンボロ活動記vol.16仕組み化から挑むインターン@長崎の舞台裏】

出島トンボロは地域商社として、“長崎のオンリーワンづくり”を掲げている―――。
長崎の魅力を余すところなくお伝えするために始まった「トンボロ活動記」。
今回は、私たちが取り組んでいる長崎本社で始まったインターンについてご紹介します!
取り組みの背景
これまで、取り組みとして続けてきているPBLや様々な場面で出会う学生さんと話をしていると、年次が上がるにつれて、皆さんとある課題感を抱くようになります。それは「成長機会」と「『キャリア』について考える機会」が少ないということ。これらは結果的に、若者の県外流出に繋がる、長崎が抱える課題のひとつだと、私たちは考えています。
また、成長やキャリアもどちらも時間がかかるもの。一過性のイベントや1dayインターンのような内容では、なかなか解消するイメージが湧きません。
必要なのは、学生が自然と集まり、時間をかけながら成長できる「持続可能な仕組み」。
私たちと一緒に活動しながら、その仕組みづくりを目指し、少しでも若者の成長機会を 生み出すことができれば…そういう想いで始まりました。
長崎の学生が抱える「成長機会の少なさ」と「キャリアの接点不足」。
これらは若者の県外流出に繋がる、長崎が抱える課題のひとつです。
この課題は、一過性のイベントや単発の募集で解決することはできません。必要なのは、学生が自然と集まり、成長できる「持続可能な仕組み」です。
その仕組み作りを出島トンボロの活動を通して、少しでも若者の成長機会を生み出すことができれば…
そういう想いで始まりました。
インターン生によるインターンの「仕組み化」
今回は書類選考も、面接も一切なし。自ら手を挙げて集まった4名の大学生は、私たち地域商社のモットーでもある“長崎のオンリーワンづくり”を体現するべく、彼らの興味関心を軸とした業務を行っています。
このインターンの最大の特徴であり、彼らの重要なミッションが、「インターンを作るインターン」という、仕組みの構築そのものです。
そんな難しそうなことになぜ、学生自身が取り組むのか。その理由は大きく3つで
- 自身の業務経験から、成長実感が得られるポイントを理解し、当事者目線のインターンを設計できる
- 予算やマンパワーなどのリソースを考慮した、持続性のある運用モデルを確立する
- 何よりも、実務をしながら仕組み化を考えることを通して、全体を俯瞰する力を学生自身が成長させる機会になる
というものです。
この仕組み化の過程で、短期間のインターンでは得られない、「ビジネスモデル構築」や「組織デザイン」といった、経営にも近い視点が鍛えられるのでは、と考えています。
興味関心から始まる業務を通して仕組み化などができると、「働くことは大変だ、楽しくない」と思いがちな部分を、少しでも払しょくすることができるのではないか?という期待もあります!
長崎のキャリアを変える「接点」
実は、「働くこと」だけでなく「働く場所」に関しても、思考を巡らせるきっかけになればいいなと考えています。
地元企業との接点を持つことは、若い世代が「長崎で働くこと」をリアルにイメージし、キャリアの選択肢を広げるために、不可欠な要素だと思っています。
今いるインターン生も、これから出会うインターン生のみなさんにも、出島トンボロでの活動を通じて「長崎だから面白い挑戦ができる」という風に思ってもらえるのが理想です。 彼らがこのインターンシップを通じて作り上げる仕組みと、そこで得た成長実感が、本人たちのキャリアだけでなく、次世代の長崎を担う学生たちへの最大のメッセージと嬉しいなと密かに願っています。そしてそのためにも、私たち自身も、彼らに負けぬよう今以上に成長しなければと、思っています💪

出島インターンの活動はまだまだ始まったばかり!
続きはまたブログでご紹介していきますね。
4人の挑戦は続く…!