【出島トンボロ×佐世保高専】産学プロジェクト⑤
毎日の幸せを与えてくれる食。
食品や食材、それを支えてくれる職人さんの
『食と職の魅力を追う』
トンボロジャーナル編集長のSatohです。
前回の投稿からまたまた時間が空いてしまいました……申し訳ありません!
皆さん、いかがお過ごしでしたでしょうか?
前回の記事ではクラウドファンディングにて
初の商品化、初の販売を開始した旨をお伝えしました。
今回はその最終的な報告も兼ねての投稿です!
クラウドファンディングの目標達成!!
前回の記事で速報として24時間で目標を達成した旨をお伝えしましたが、最終的にプロジェクト終了までの1ヵ月強の期間で49名の方からご支援いただき、目標に対して300%を超える金額を頂くことができました!
これには学生の皆さんのみならず、私たちスタッフも正直驚いたと同時にこんなにも多くの方に私たちの活動を知っていただきサポートいただいたことに、只々感謝の気持ちでいっぱいになりました。この投稿をもって改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
発送も2月中旬から順次開始!
実はクラウドファンディング開始の直後から校内の試験期間に入ってしまった学生の皆さん。ですが、クラウドファンディングサイト『makuake』での活動レポートの更新やSNSでの継続的な発信、手書きのお手紙や最終的な発送手続きの手配など、忙しいテスト勉強の合間をぬっていろいろな準備を進めていました。少し遅くなってしまいましたがようやく全ての準備が完了し、2月15日から順次発送を開始しております!トマトジェラートだけでなく、VaccaGelatoさんのオリジナル商品も一緒にお届け中です。新しい長崎の味、濃厚なVacca Gelatoさんのジェラートをどうぞご賞味ください!
産学連携を通して感じたこと
少し話は変わりますが、私たち出島トンボロの社内専用の言葉として「トンボロする」という言葉をよく使います。もちろん造語です!トンボロとは『干潮時に潮が引くことで浅瀬が陸となり、島と島、島と本土を陸続きに繋げる現象』のことを言います。それになぞらえて、ご縁をいただき新しい出会いが生まれると「トンボロした」と言ったり、私たちの活動を通して新しい価値や商品を生むことを「トンボロする」と言っています。
地方と呼ばれる地域はどうしても大都市と比べると経済的に弱い部分があります。一方で、素晴らしい技術や素材が多く存在するのも事実です。そういった技術や素材を繋ぎ合わせ(トンボロし)新しい価値を届ける。更にそれを学生さんが主体となって実施していくことがいかに難しく、そして同時にいかに有意義であるかということを、今回の活動を通して見えてきたように感じます。まだまだ、力及ばずのところはございますが今後も邁進していきます!
最後に…
少し蛇足が過ぎましたが、これをもって21年度の活動は終了となります。卒業するメンバーとも最後の顔合わせし、卒業セレモニーをやってきました。学生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そしてこの度、素材の提供をご快諾いただいた大島トマト農園様、幾度の試作から最後の発送までご対応いただいたVacca Gelatoさん、活動にご賛同いただき本当にありがとうございました。
そして何より、活動を温かく見守りご支援いただいた皆様、ありがとうございました!
22年度のパワーアップした「長崎つなぐっど。」と、出島トンボロの活動に乞うご期待ください!