【腸活ストレッチ】腸腰筋を鍛えてお腹を整えよう
皆さんこんにちは!
スタッフのお家の周りでは梅や菜の花、ホトケノザなど様々な種類の草花が咲き始め、春の訪れを感じています。今年はもうコートを仕舞っても良いかな?と思うほどの気温で、ついついお外に出掛けたくなってしまいますね! ですが、油断は禁物です。昼間の気候に合わせて薄着で外出すると、意外と夜寒くて体が冷えてしまった……、なんてことに。 寒暖差だけでなく、身の回りの環境の変化や花粉症でも体調を崩してしまう方は多くいらっしゃいます。
そんな体を壊しやすい季節は、腸を鍛えて健康な体を作っていきましょう!
腸と体調の関係性
腸は「第2の脳」と呼ばれるほど、身体の中で特に重要な場所。独自のネットワークを持ち、脳の指令を受けずとも自らで活動することができるのです。また「腸脳相関」という言葉もあるように、脳から腸への情報伝達と腸から脳への情報伝達は、一方的ではなく双方向的に流れています。そのため、腸の不調が体の不調に直結すると、医学的にも証明されているのです!
さらにその関係は情報伝達だけでなく、体をあらゆる細菌やウイルスから守る「免疫力」ともつながりがあるのです。
胃や腸には口から取り入れた食物の他に、たくさんの種類の細菌やウイルスも一緒に侵入してしまいます。そのため腸には、これらをブロックするための免疫機能が備わっています。ちなみに、身体を守るために必要な免疫細胞は、骨髄の中で生まれ血液やリンパ液を通って全身を巡ります。腸にはなんと、その中の約70%もの免疫細胞が存在しているのです!
腸が弱くなってしまうと
日頃から私たちの身体を内側から守ってくれている腸なのですが、腸内環境が弱ってしまうと一緒に免疫機能も動かなくなってしまい、体調を崩したり風邪を引いたりしてしまうのです。その原因として、精神的ストレスと肉体的ストレスがあり、これらを受けてしまった時のダメージを最小限に抑えるために、常日頃から腸を気に掛けることと整えることが大切なのです。
腸腰筋を鍛えよう!
お腹周りにはたくさんの筋肉が付いており、その中でも大腸と骨盤の間に位置する「腸腰筋」に注目したいと思います。その前に、なぜ筋トレが体に良いのでしょうか?それは、筋肉の伸び縮みによるポンプ運動で、筋肉の中の毛細血管がしっかりと血液を循環。血液から受け取った酸素や栄養と引き換えに、老廃物を流します。これにより質の良い筋肉が出来上がり筋肉の動きが良くなるのです。
腸付近に存在する腸腰筋も良く動くようになることで、腸に刺激が加わり便秘改善も期待できるのです。
実践!腸腰筋トレ
■レッグランジ
約こぶし1つ分脚を開いて立ち、背すじを伸ばしたまま片脚を大きく前に出します。そのまま前に出した脚のヒザを曲げながら、腰をゆっくりと落としましょう。痛くない範囲まで腰を落としたら、20秒キープして元に戻ります。
■バイシクルクランチ
仰向けに寝転がり、ヒザを90度に曲げ、両脚を軽く持ち上げます。この時手は身体がブレないように、伸ばして支えましょう。腹筋を使いながら頭と肩を浮かせ、勢いをつけずに右ヒジと左ヒザを近づけます。これを30秒のインターバルを挟みながら、2~3セット行うようにしましょう。
■上半身ひねり
背もたれに背中を付けないように、イスに姿勢良く座ります。左手でイスの背もたれをつかんで、右方向に上体をゆっくりひねり、5秒キープ。ゆっくり元の姿勢に戻して反対も行いましょう。
さいごに
どの動きも無理のない範囲で行ってください!しっかりとお腹に効いていることを意識して、腸を鍛えましょう♪