【腸活】春の旬野菜でおいしく腸活

皆さんこんにちは!

3月も終盤に差し掛かり、桜の開花も発表されましたね🌸 一気に春がやって来ると思っていたのですが、寒の戻りで日中でも10度以下が続き、東京では雪が降ったとの報告も! スタッフもコートを片付けてしまっていたのですが寒さに耐えられず、クローゼットから引っ張り出しました。なかなか気温が安定しませんが、寒暖差によって身体を壊さないように気を付けましょう!


春野菜を味わおう

さて、体調管理と言っても何をすれば良いか分からないという方、今年の春は「野菜で腸活」してみてはいかがでしょうか? 一般的に腸活と言われるとヨーグルトやキムチ、納豆などの発酵食品を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は野菜も立派な腸活食材! 身体の健康だけでなく、腸の健康にも良いと言われています。




野菜はプレバイオティクス食材

皆さんが思う野菜のイメージとして、ビタミン類などの栄養が豊富に含まれていて健康に良いという考えをお持ちの方が多いと思います。しかしそれだけでなく、野菜には「食物繊維」というものが多く含まれていて、これが腸活で大活躍してくれるのです!

野菜がどのように腸を整えてくれるのかをお伝えする前に、腸を良い状態へ整えるために大切なことをお伝えします。腸内には腸内フローラ(腸内細菌叢)という多種多様な腸内細菌の集まりが存在し、それらを整えることが腸を整えるための近道です。腸の中には大きく分けて善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つの菌が存在し、その中でも善玉菌を増やすことが重要とされています。

そして腸内の善玉菌を増やす方法としてヨーグルトやキムチ、納豆などの乳酸菌やビフィズス菌を含む食材を摂ることが大切になってくるのですが、プラスして腸に届いた善玉菌のエサとなる「プレバイオティクス食材」を一緒に摂取することが重要と言われています。そしてそのプレバイオティクス食材に含まれるのが「食物繊維」なのです!


水溶性食物繊維と不溶性食物繊維

このように腸内の善玉菌を増やし、腸を整えるために大切な「食物繊維」。実は2つの種類が存在します。

■水溶性食物繊維

昆布、わかめ、果物、大麦などに含まれています。ネバネバとした粘着性のある食材のため、胃腸内をゆっくりと移動。腹持ちも良いので、食べ過ぎの予防にもオススメです。大腸内で発酵・分解されると腸内環境がよくなり、整腸効果があると言われています。

■不溶性食物繊維

穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻などに含まれています。野菜などが多く、糸状や穴の開いた野菜などボソボソとした食感が特徴です。これらは胃や腸で水分を吸収して大きくなることで腸を刺激。腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発化させます。


1日350gの野菜を摂ろう

厚生労働省が発表した21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」によると、1日に必要な野菜摂取量は、成人の男女ともに350gとされています。しかし実際の数は下回っており、野菜不足の方も多くいらっしゃいます。そのため、腸の健康そして身体の健康のためにも、春の野菜を味わっていただきたいのです。

今回はオススメの食材と、その食材を使用したレシピをご紹介したいと思います!

■たまねぎ

春になるとスーパーなどで「新たまねぎ」と書かれているのを目にしたことはありませんか? これは通常日持ちを良くするために収穫してから1ヶ月ほど風に当てて乾燥させるたまねぎを、早取りしてすぐに出荷したものです。通常のたまねぎより皮が薄く水分が多く含まれており、やわらかく辛みが少ないという特徴があります。

【オススメレシピ】新たまねぎの丸ごとスープ

実が甘い新たまねぎだからこそできるレシピです!

お好みで香りのよいスパイスを加えて、丸ごと味わいましょう。



■たけのこ

春先に地面からひょっこりと頭を覗かせるたけのこ。その中にはカリウムやビタミンEなどの栄養素がたくさん詰まっていて、その中にはチロシンと呼ばれるうま味成分も含まれています! たけのこは時間が経つにつれてえぐみが増してしまうので、購入後はすぐに下茹でを行ってくださいね。

【オススメレシピ】たけのこごはん

ホクホクのたけのこと味のよく染みたごはんを味わうことができるたけのこごはん。

食べ過ぎは胃もたれや便秘の原因となってしまう恐れもあるので、美味しいからといって食べ過ぎないように気を付けましょう。




さいごに

いかがでしたか? 日頃から健康のために野菜を意識的に摂取している人も、最近きちんと野菜を食べていないなという人も、旬の野菜を食べて春を感じてみてください。そして一緒に腸活を始めましょう♪

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