口は災いのもと?オーラルケアで全身疾患を防ぐ!②【オーラルケア】

こんにちは!

新年がはじまりはや10日。
明日は成人の日ということで、本年度成人になられた皆様、おめでとうございます!

はれて大人の仲間入りですが、お酒やタバコがOKになったことで
口腔内のケアはより念入りにしてくださいね!

今回は前回に続き、口腔二大疾患の一つである歯周病についてお話します。

歯が抜ける最大原因!?歯周病

お口まわりの病気と聞くと、痛みなどを伴うため虫歯のイメージが強いかもしれませんが、成人の7~8割が歯周病の可能性があると言われています。そして実は、虫歯よりも歯が抜ける最大の要因は歯周病なのです!その理由は、虫歯と違って、歯周病は、初期段階では痛みや腫れといった自覚症状がほとんどなく、気付かぬ間に病状が進行していくからです。その症状から別名で「サイレント・ディジーズ(静かなる病気)/サイレント・キラー(静かなる殺し屋)」と名がつくほど。自覚症状がないだけに、歯科への定期健診をしていなければ、気付いた時には手遅れ、なんてこともあったりする怖い病気です。

歯周病の原因は…?

歯周病は歯と歯茎の間にあるすき間、いわゆる「歯周ポケット」にプラークと呼ばれる細菌の塊が入り込み、歯周組織が炎症を起こすことで進行していきます。歯周病はあくまで歯周組織が炎症を起こしている総称で、プラークによる毒素や酵素によって歯肉が炎症する歯肉炎や、歯茎の内側にある歯槽骨までも炎症を起こす歯槽膿漏なども含まれます。

歯周病菌と全身疾患の関係

歯周病菌の中でも代表的なものはジンジバリス菌と呼ばれるものです。最近ではこのジンジバリス菌が口腔疾患のみならず全身疾患とも関係性があるのではないかという指摘がなされています。

例えば、糖尿病。このジンジバリス菌は体内で血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの働きを阻害することが分かり、糖尿病を促進してしまう可能性があります。また糖尿病以外にも、インスリンの働きが鈍ると血糖値が上がるため、結果としてメタボリックシンドロームを引き起こす可能性も高まります。あくまで統計的なものですが、歯周病が重症化すると、メタボリックシンドロームになっている可能性が高いと言われているほどです。他にも、ジンジバリス菌が腸内まで持ち込まれると、腸内で悪玉菌が増殖します。その結果、人体最大の免疫器官と呼ばれる腸のなかの細菌バランスが乱れ、結果として免疫不全に陥ることがあります。その他、誤嚥性肺炎や動脈硬化、骨粗しょう症など大きな病気にも関わっている可能性があると言われています。

最後に…

いかがでしたでしょうか?歯周病は歯が抜けるだけに留まらず、全身疾患にも強く影響を与えます。間接的な要因として、喫煙やストレスなど生活習慣も影響しますが、やはり最大の要因は、口内に残るプラークが原因です。食生活の改善と丁寧なオーラルケアを通して、
① 口内にプラークが残らないようにすること(まずは丁寧なブラッシングから!)
② プラークが残っても悪さをしないように、口内の細菌環境を整えておくこと
が大切です!

そこで次回は口内環境の良し悪しを決める口腔内フローラ(お口の中の細菌の状態)についてお話します!

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