瞑想で虫歯や歯周病を予防できる!?【オーラルケア】
こんにちは!
出島トンボロスタッフのでぐちです!
最近になってまたコロナの感染者が増えてきましたね…。
そしてまた全国各地で『マンボウ』が発令される事態に。私が参加している長崎県の島原半島を題材にしたフィールドワーク型の教育研修も延期せざるを得ないことになりました。
せっかく全国から参加している皆さんに長崎のことや島原半島のことを体験的に理解して魅力を知ってもらえる絶好の機会だっただけに非常に残念です。
正直「またか…」という感覚はぬぐい切れませんが、こればかりは時流に逆らえませんね。
もうしばし辛抱しましょう…!
さて今回はそんなストレスフルな現代社会が、実はお口の健康と関わりがある、ということについてお話していきますね!
ストレスとお口の関係
本来ストレスは適度なものであれば、リラックス状態よりも集中力などが上がったりしてパフォーマンスが高まると言われています。一方で過度なストレスや長期的なストレスを受けると虫歯や歯周病になる危険性が高まるとして、お口まわりとストレスの意外な感性が指摘されています。
まず理由の一つとしては、ストレスによる「噛みしめ」が歯をすり減らしたり、顎への負担を増やしてしまうことが挙げられます。また、緊張すると喉が渇いたり、口の中が乾燥すると感じたことはありませんか?実は、ストレスがかかると唾液の分泌が減る傾向にあるのです!唾液は口の中を健康に保つ洗浄液としての役割があるので、その唾液の分泌量が減ることは口腔内環境が荒れるリスクが増えることを意味しています。
その他にもストレスがかかっている状態で分泌される「ノルアドレナリン」というホルモンには、集中力を高める反面、歯周病菌の毒素を作りだしてしまうことも分かってきています。実際に、虫歯や歯周病になったと言って歯科医を訪れる人の特徴として、直近で仕事が忙しくなったなどストレスが過度にかかりやすい状況だったことも珍しくないようです。
つまりストレス対策も広い意味でのオーラルケアに繋がるということになります。
『マインドフルネス』でリスクを軽減!
難しい言い方をすると、ストレスは外からの刺激(=ストレッサー)が原因となって生じているものです。ストレスを減らすには、そのストレッサーを無くすようにするか、ストレッサーがあってもストレスに感じないようにするかのどちらかになります。とは言え、ストレス社会と言われている昨今の時代、ストレッサーそのものを無くすことは本当に難しいですよね。そこで「ストレスを感じないようにする、ストレスを感じても緩和するようにする」という方法をオススメしています!
その方法が『マインドフルネス』状態になるというものです。マインドフルネス状態とは、ついつい頭の中に浮かんでしまう日々の心配事や不安な気持ちなどを鎮め「今」だけに集中し穏やかな心境になる精神状態のことを言います。その状態になるための手法として『瞑想』がよく用いられます。
1分でできる!簡単瞑想方法
瞑想の基本としては①姿勢を整える(調身)②呼吸を整える(調息)③心を整える(調心)の3つだと言われています。具体的には、
・背筋を整えて座る(椅子でもあぐらをかいてもOK)
・顔→肩→腕、の順番でゆっくり上半身を脱力させる
・腕はももの上に置き、目を閉じる
・ゆっくりと鼻呼吸をする
・呼吸と全身の動きに意識を集中し、雑念を捨てる
この状態を1分間やるだけでマインドフルネス状態へと近づきます。最初はなかなか難しいかもしれませんが、まずは1日1回どこかのタイミングで心身を落ち着かせる時間を作ってみるだけでも取り組んでみてはいかがでしょうか?
最後に…
いかがでしたでしょうか?以外かもしれませんが、お口まわりの健康とストレスは想像以上に関係が深いです。ストレスとの向き合い方を上手くするだけで、オーラルケアにも効果がありますので、瞑想以外にもご自身の合うストレス解消を是非見つけてみてください!