食べながら改善!?歯周病対策に必要な○○【オーラルケア】

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みなさん、こんにちは!
スタッフのでぐちです。
2022年も2月に入りましたね…!

2月と言えば旧正月に相当する時期です。
地元長崎には日本三大中華街の一つでもある『長崎新地中華街』があり,毎年この時期は『長崎ランタンフェスティバル』が開催され
出店や催し物だけでなく、街中にランタンが灯されて観光客や地元の人で活気づきます。
(ちょっと昔のお写真載せておきます…)

人が少ない時間帯でしたが今では想像できないほどの密具合でした…!

今年もコロナウィルスの流行でイベントは非開催となってしまいましたがコロナ流行の終息を願ってランタンは灯されています。
長崎市内は帆船祭りやみなとまつり、おくんちなどたくさんの人に来て見て感じて欲しい催しが多いだけに一刻も早い終息を願うばかりですね…。

コロナがあけて元気いっぱいに活動できるように、体調だけでなく口内もしっかり整えておきましょう!
ということで今回のオーラルケアのお話は、カラダの内側から改善できる歯磨き以外のオーラルケアについてご紹介していきます。

歯周病の原因のおさらい

以前の投稿で歯周病の原因と対策のお話をしましたが、歯周病は虫歯よりも歯が抜ける原因となってしまう口腔トラブルの一つ、ということをお伝えしました。その原因はジンジバリス菌をはじめとする歯周病菌が歯肉などの歯周組織をむしばんでいくことにあります。

詳しくはこちらの記事をご確認ください!

歯そのものではなく歯茎の問題

このように、歯そのものが削れていく虫歯と異なり、歯周病は歯の土台ともいえる歯茎が弱まっていく病気ということになります。一般的に歯周病予防の対策としては、食生活の改善や丁寧なブラッシングなどで歯周ポケットに出来るだけプラーク(歯垢とも呼ばれる口内の汚れ)を残さないことなどが挙げられます。これを【殺菌】と考えると、もう一つの方法としては歯周病菌が悪さをしても歯周組織を守る【防御機能を高める】というものがあります。

歯周病対策にはビタミン!

防御機能を高めるためには、歯周組織の中でも「歯周上皮細胞」(歯茎の表面部分のこと)が上手く機能する必要があることが最近の研究で分かってきています。そして、この歯周上皮細胞のケアとして注目されているのが、ビタミンEなのです!

ビタミンEを摂取することで、歯肉細胞を活性化させ歯周組織の回復を促進させるだけでなく、歯周上皮が強化されることでバリア機能が働き、歯周病菌が歯肉の内側に侵入しにくくなると言われています。

またビタミンCも歯周病対策には有効です。歯茎全体を見てみると、歯茎はコラーゲンを多く含んでおり、歯周病が進行している状態は、歯茎のコラーゲンが破壊されている状態とも言えます。そこで、歯周病を治すにはコラーゲンを回復させなければいけません。ビタミンCにはコラーゲン合成促進効果というものがあり、簡単に言うとコラーゲンが作りやすい環境を整える働きがあるのです。

このように歯周病対策は、ブラッシング以外にも摂取することで、オーラルケアに繋がるものもあるのです。

ビタミンEとビタミンCが同時に摂れる食べ物とは?

ビタミンと言えどもビタミンEは油に溶けやすい脂溶性で『若返りのビタミン』として知られています。対して、ビタミンCは水に溶けやすい水溶性で、免疫力の促進効果などがあり、それぞれ性質も働きも大きく異なります。

そのため一つの食材でまかなうことはとても難しいです。強いてあげると、ほうれん草やアスパラガス、キウイなどが比較的手に入りやすい食材となります。ただ、ビタミンCは熱に弱く、ビタミンEは光に弱いという特徴があります。ほうれん草やアスバラガスはお湯でサッと茹でてお浸ししたり、キウイは冷蔵庫の野菜室で保管して新鮮なうちに食べる等、調理方法や保管方法には気を付ける必要がありそうですね!

最後に…

いかがでしたでしょうか?オーラルケアと聞くと、甘いものを食べ過ぎを防いだり、食生活の改善や食後の歯みがきなどに注目しがちですが、食事そのものを通してしっかり対策することができます。美味しく食べて体の内側から体質を改善しつつ、ブラッシングなども丁寧に行うことで、口腔内の健康を手に入れる。食品メーカーである私たちがオーラルケアにこだわる原点ともいえます!
引き続き皆さんの健康をサポートできるように私たちも頑張ります!

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