バレンタインで虫歯対策!?【オーラルケア】
皆さん、こんにちは!
スタッフのでぐちです。
2月も中旬に入りました!
2月の食にまつわるビックイベントと言えば、やっぱり「バレンタイン」ですよね!
コンビニやスーパー、百貨店などいたるところでバレンタインフェアが開催されていて、甘党である私は毎日が誘惑との闘いです。
学生時代は毎年のように夜な夜な準備して「友チョコ」を作っては友人と交換したり、部活で配ったりしていたな~と懐かしい思い出がよみがえってきます。社会人になってめっきりお菓子を作ることもなくなってしまいましたが、こんな記事を書いていると、久しぶりに作ってみたくなってきました。確かまだ道具は残っていたはず…このブログを書き終えたら、さっそく材料を買ってこようかな、なんて思っています!
さて、せっかくバレンタインのお話を出しましたので、今日はオーラルケアと「チョコレート」との、チョコっとだけためになる内容をお伝えします!
甘いものと言えば…虫歯?
「甘いものを食べると虫歯になるからやめなさい」そう言って、幼い頃お菓子の食べ過ぎを注意されたことはありませんか?お口の健康を考えると、どうしても甘いものとの相性は良くなさそうって思いがちですよね。特にチョコレートのような甘いイメージのあるお菓子なんてもってのほか、と思われる方も多いはずです。ひと昔前の「チャーリーとチョコレート工場」というお話にもそのような描写がありました。
虫歯の原因は以前のこちらのブログをご確認いただきたいです。
要するに虫歯になるのは、①「虫歯菌」がいること②虫歯菌のエサとなる「砂糖」が口内にあること③口内での「滞在時間」が長いこと④乳歯や永久歯などの「歯質」という4つが大きくかかわってきます。
チョコレートに関して言えば、②の砂糖との関連性が高いです。
チョコレートの成分に注目してみる!?
最近のチョコレートは以前にも増してたくさんの種類が増えたように感じます。味はもちろんのことですが、カカオの含有量が調整されたチョコレートも見かけるようになりましね。このようにチョコレートは進化し続けており、実は虫歯になるリスクが通常のチョコレートより抑えられるものもできているんです。そこで重要なのは、チョコレートに含まれる「砂糖」と「カカオ」の量です!ミルク味など甘さが強いチョコレートは虫歯の原因となる砂糖が多く含まれる傾向がありますが、「甘さ控えめ」や「ビターな」チョコレートなどは、砂糖の量を少なくして、カカオの含有量を多くしています。ですので、一般的なミルクチョコレートなどに比べて虫歯リスクが軽減されるのです。
カカオはオーラルケア効果がある!?
実は、チョコレートの原料であるカカオにはオーラルケア効果が期待できるものが含まれていると言われています。それが、抗酸化作用がある「カカオ・ポリフェノール」!そして「甘さ控えめ」や「苦い」チョコレートは砂糖が少なくカカオ含有量が多いのでポリフェノールも多く含まれています。ポリフェノールにはビタミンCやビタミンEと同じような機能があり、①ミュータンス菌(虫歯菌の代表格)の抗菌作用②歯垢を残りにくくする③口臭予防④口内の浄化などの機能があります。ただし、カカオの量が増えるとその分カロリーや脂質が増えてしまうので、健康のためにも食べ過ぎには気を付けるようにしてください!
砂糖を使わないチョコレートもある!?
最近では、砂糖の代わりに甘味料としてキシリトールを配合しているチョコレートなどもあります。キシリトールは言わずと知れたオーラルケア成分ですが、なんと砂糖と同じくらいの甘さがあると言われています!また、キシリトールの働きとしては①虫歯菌の活動を抑制する②歯石を作るのを防ぐ、などの働きがあります。ただしこちらも、一度に大量に食べてしまうとお腹を下してしまうこともあるので、少しずつ摂取するのがオススメです。
最後に…
いかがでしたか?
季節柄を踏まえてチョコレートのお話をしましたが、甘くておいしいものの中に種類や食べ方次第で、オーラルケアに繋がる食べ物があるということをお伝えしました。甘党の私には、とっても嬉しいニュースでした。普段食べているものの成分にも少し気を配ってみると、また新たな発見もありそうですね!